矯正治療を始める時期

「小児矯正」と一言で言ってもお子さんの年齢によって治療内容や気をつけるポイントは変わってきます。習志野市の「福井矯正歯科」が、各年齢の矯正治療についてご説明いたします。

年齢ごとの矯正治療

小学校就学前(4~6歳)

永久歯が生えることができるように顎が成長し始める時期。上顎・下顎ともに幅が広がり、歯と歯の間に隙間がある「すきっ歯」の状態になります。この時期から、お子さんによっては床矯正ができるようになります。指しゃぶり・舌癖などの改善もこの時期から始めるのが望ましいでしょう。

小学校低学年(7~9歳)

永久歯が萌出してくる時期。顎が十分に成長しておらず、永久歯が並ぶスペースが足りない場合は、乱れた歯並びになってしまいます。そのため、きれいな歯並びを実現するために、小学校低学年で矯正治療を始めるお子さんも多くいらっしゃいます。また、指しゃぶり・舌癖などはこの頃までにはなくすようにしましょう。

小学校高学年(10~12歳)

永久歯の大きさはお子さんによってさまざま。お子さんのお口に合った治療計画を立てるためには、完全に生え替わってからの矯正をおすすめしています。永久歯が生え替わっても顎の成長は続きますので、顎を広げる矯正治療を行うことは可能です。

この時期になると、お子さん自身が自分の見た目を意識するようになり、自ら「矯正をしたい」と言うお子さんもいらっしゃいます。矯正治療へのモチベーションも高まり、低年齢のお子さんと比べてすんなり治療に取り組んでくれます。

中学生(13~15歳)

治療に適した時期ではありますが、部活を始めるために矯正しにくくなるお子さんも多くいらっしゃいます。空手部や柔道部などに入ったお子さんは、矯正装置でお口を傷つける恐れがありますし、吹奏楽部で金管楽器を始めたお子さんは演奏で前歯が後退しにくくなり矯正治療の効果を妨げることがあります。歯科医師と相談しながら治療時期や治療方法を考えるようにしましょう。

小児矯正に関するご相談を受け付けています。お気軽にお問い合わせください。

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